パトラとルミナ

patora小学生の時に読んだ石森延男の『パトラとルミナ』。
大学で児童文学を学んでいる時にふと思い出し、もう一度読みたいと切望しました。
絶版本を探しあぐねて40年あまり。
とうとうインターネットで手に入れることが出来ました。
出版社はかつて講談社の子会社であった東都書房。昭和34年の発行です。
第1部と第2部に分かれた2冊の本は装丁も美しく、全頁に日本画家 松田穣の挿絵が入っていました。
架空の国、その自然の中でのパトラという男の子とルミナという女の子の冒険と成長の物語。記憶とは少し違ってはいましたが、今でも読みだしたら止まらない素晴らしいファンタジー作品です。
石森延男は『コタンの口笛』の代表されるリアリズムの児童文学作家で、キリスト者であったようです。このファンタジーも架空の世界を描きながら、生きる上で人として大切なことを子どもに教えています。
『パトラとルミナ』は最初は中部日本新聞に連載されていました。もう60年近く前のことになりますが、いまでも覚えている方がいるようで、ネットで調べると店名に使われたりしていました。
現在でも子どもの読み聞かせたい作品だと強く思います。

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手袋のゆくえ

tebukuro電車の中で二人分の席を占領して若い男性が爆睡していました。
次の停車駅に着くと、慌ててドアが閉まる寸前に降りていきました。
座席には残された手袋。
ホームで彼も気が付いたのか、あたふたした様子が見えましたが時すでに遅し。
手袋はそのままで2駅先の終点に着きました。
一部始終を見ていた私は、手袋を拾って駅に届けようかと思っていました。
その時、降りた彼の隣に座っていた若者が手袋をつかんで降りて行きました。
そしてそのまま駅の事務室に入って行き、状況を説明して事務員に渡しているようでした。
茶髪で少しヤンキーぽい若者でしたが、その心使いに感心しました。
手袋が持ち主に戻ることを願いつつ、去っていく彼の後姿に拍手!

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里山のハンドクリームINO

hand急に寒くなってきました。同時に肌が乾燥。
手もがさついてきました。
初夏に友人からいただいて大切に使っていたハンドクリームを買い足そうと思っています。
このクリームは里山合同会社 山立会(やまだちかい)のINO(イノ)という商品です。
https://yamadachikai.thebase.in/

使ってみて「こんなクリームは初めて」と思いました。
イノシシ油、それも腹油を30%配合したクリームでオレイン酸、リノール酸で肌がすごく潤います。
すっと伸びが良く、油と言っても、べたつきも全くありません。
そしてクロモジ(クスノキ科の落葉低木)の天然香料が素晴らしくいい香りで癒されます。
この会社、里山保全をめざす色々な活動をしているそう。
自然にも人にも優しい商品をもっともっと開発してほしいと思います。

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怪我の功名

tezukuri転倒して思いがけずに第5中足骨を骨折しました。
暑さも去り、台風も落ち着き、やっと良い季節になったのにがっかりです。
全治1か月。松葉杖で外に出かけることも出来ませんので、手芸することにしました。
思えば年の初めに白内障の手術をして、いままで止まっていた手仕事が出来るのでした!
父のひざ掛けにと編んでいたモチーフ(掛けてあげることは出来ませんでした)
刺繍キット、そしてやっと手に入れた織り機。
怪我もありますが、秋は何故か手仕事をしたくなります。

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山口哲司さんの絵

yamaguti先月、倉敷で開催された「山口哲司 手染絵展」に行ってきました。
しっとり雨の降る日で倉敷の人通りもまばら。
ギャラリー十露というメイン通りから少しはずれた素敵なギャラリーです。
山口さんの作品は綿麻混合の布に手描き染めをした「手染絵」。
色と色の間、物の輪郭に沿って僅かな幅で生地の色を残しています。
それが色や物を際立たせているように思いました。
ネコや鳥、そして様々な植物。
本当に自然や動物がお好きなのだと思わせる、心が温かくなる作品。
そして何故かとても懐かしい気持ちにもなりました。
今回は倉敷の町を描いておられましたが、自分の思い出の場所を描いてもらえたら、
その中にいつも飛び込んで自分を探しに行けるような気がします。

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さよならT.T.WOO

TTwoo「T.T.WOO」は、色鮮やかで印象的なプリントを、シンプルなシルエットで表現したブランドです。
初めて見た時、その華やかなプリントに眼を見張りました。
一見して派手な柄も、着てみるとそうでもない、という不思議さがありました。
そして何より着心地の良さ。
細い光沢のある質の良いポリエステルで、着ていると「絹ですか?」と聞かれることもありました。
T.T.WOOのお洋服は、1人の人が最初から最後までミシンをかける、「丸縫い」という手法で縫われています。
洋服一枚の値段がコートが買えるほど高価ですが、その価値はある一品でした。
ブランド自体は残念ながら2018年6月をもって終わりになりましたが、手に入れた数枚を大切に着たいと思います。

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