村岡花子さんのこと

NHKの朝のドラマ「花子とアン」も佳境に入りました。挿入の絵は大好きな銅版画家 山本容子さんの「赤毛にアン」のポストカードです。同世代の山本さんも「赤毛のアン」を村岡花子さんの翻訳で読んだことでしょう。小学校の頃に出会ったアン。中学校の頃に...

永遠のチッチ

「小さな恋の物語」は連載して50年という、みつはしちかこさんの漫画です。私も中学1年生の夏に出会って以来、毎年1回の発売に欠かさずに買っていました。漫画はとっくに卒業した後も、これだけは楽しみにでした。2007年の41号から毎年の発行が途切...

おちゃめな老後

雑誌クロワッサンで懐かしい田村セツコさんの記事の出会い、その暮らしぶりに興味を抱き『おちゃめな老後』という本を買ってみました。田村セツコさんと言えば、60年代から70年代にかけて活躍したイラストレーター。キュートなイラストは昭和生まれの女性...

家族の記録

少し前に話題になった、93歳(2011年)の竹浪政造さんの56年間の絵日記『はげまして はげまされて』を読みました。息子の腕白ぶりを漫画で描くことがきっかけで、日々の出来事を描き続け、今では大学ノート2300冊近くになったそうです。この本は...

絵本専門店「ピッピ」のこと

かれこれ37年ほど前、御茶ノ水に「ピッピ」という絵本専門店がありました。渋谷に童話屋、原宿にクレヨンハウスなど、児童書専門店が出来はじめていた頃です。「ピッピ」は太刀川正子さんが、ガレージを改装して作った小さな可愛らしいお店でした。児童文学...