リスベス・ツヴェルガーはオーストリアの絵本作家です。
初めて『おやゆび姫』を見た時、その不思議な雰囲気の絵に魅了されました。
銀座で開かれた原画展に行ったのは1987年でした。
その会場にとてもシャイな感じの本人がいらしていて画集にサインをいただきました。
そして25年ぶりに京都の百貨店で2度目の原画展に行くことが出来ました。
『不思議な国のアリス』『オズの魔法使い』『人魚姫』が彼女の手にかかると違うお話のようです。
今回は「ノアの箱舟」「ゲッセマネ」「バビルの塔」など宗教的な絵もありました。
どれも「どうしてこういう構図が生まれるのか」と思う独特な作品でした。
繊細なペン画と水彩の絵に今回も心を揺さぶられました。