琵琶湖畔に水茎焼という「かいつぶり」の絵柄の入った水色の陶器があるのを知り、
近江八幡の観光の帰り道に「陶芸の里」を訪れたのは十数年前になります。
雑誌の写真でみた通り、それ以上に美しいブルー、可愛らしいかいつぶりに一目ぼれしました。
「陶芸の里」のHPによれば、琵琶湖畔の景勝の地にちなんで創始し、琵琶湖をイメージした淡水色(みずぐき青磁)焼物で、滋賀の県鳥、かいつぶりがシンボルマークだそうです。
使ってみると、この直径約19センチ、深さ約5センチの丸いお皿はあるようで無い絶妙な形です。
カレー、シチュー、パスタがこぼれることなく盛り付けられます。
そして何と言っても、つるりとした手触り、美しいブルー、愛らしいかいつぶり。
大切に使っていましたが、知らぬ間にひびを入れてしまいました。
再度買いに行くと、この形は製造していないとの事で本当に残念です。
鋳型が難しいのでしょうか。いつか再開することを心待ちにしています。