先日、友人と旅行した時のことです。
その中で何人かが大型量販店に服をとても素敵に着こなしていて、いいなと思いました。
真似したいなと思っていた時、HNKの海外ドキュメンタリーで「ラベルの裏側」を見ました。
それは欧州の大手アパレルの話でしたが、低価格の裏にバングラデッシュでの、子供の不当労働や、命に関わる加工作業があるという内容でした。
勿論日本の企業の話ではありませんが、日本でも展開されているブランドなので考えさせられました。
最後にナレーションが「知らない方が良かった。知ったら、服を着る度に彼らのことを思い出すだろう」と語っていました。
この対極にあるのが「フェアトレード」ではないかと思います。
社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、公正な対価を支払うことで、彼らが自らの力で暮らしを向上させる支援をしています。
今の季節、フェアトレードのチョコレートの販売が始まりました。
少々高めですが、買ってみました。
世の中の矛盾を1人ではどうすることもできませんが、おかしいと思った人がそれぞれに意志を持って動けば、何かが変わるかも知れません。