年別アーカイブ: 2013年

クリスマスツリーの思い出

Xmastree12月に入って、至る所で点灯式を迎えたクリスマスツリーも今日でおしまいです。
たくさんの趣向を凝らしたツリーが目を楽しませてくれ、立ち止まって携帯で写真を撮っている人も多く見かけました。
外国のように、生の樅ノ木を買う習慣はなくとも、それぞれの家庭でもツリーを飾ったことでしょう。
私の小さな頃は、今のようにどこにでも、組み立て式のツリーが売っている時代ではありませんでした。
それでも、一度だけ大きな植木鉢に植えられた、生の樅ノ木を飾った思い出があります。
次の年のクリスマスに、庭に出されたままのその木を、弟と二人で家の中の運び入れようとしましたが、植木鉢を割って、根が地中にはってしまい、びくともしませんでした。
今思えば、子供のために両親は、どこからどうやってもとめたのでしょうか。
懐かしいツリーの思い出です。

ebebeの染めかえプロジェクト

ebebe杉浦さやかさんの本で「京都モリカゲシャツ」で、衣類の染めかえをしているのを読んで以来、いつかやってみたいと思っていました。
それは、少しくたびれてしまった洋服を「インディゴ染め」で染めかえて、末永く着続けるというebebeのプロジェクトです。
染めかえが出来るのは、綿、麻の植物性天然繊維。
3回染め(薄い藍色)、6回染め(濃い藍色)の2種類から、藍色の濃さを選びます。
染める前の生地や模様によって、藍色の出方も異なりますし、染めた後にどのように変わるかはお楽しみです。
私は、オーガニックコットンの白いブラウスで、デザインと色のせいか、着るとふくらんだ感じになり、それが嫌で仕舞い込んでいたものを、3回染めで染めかえをお願いしてみました。
出してから、待つこと3ヶ月半。
戻ってきたブラウスは、見違えるように素敵になっていました。
何より、生地がひきしまったようですし、藍の色に既成の色にない深みがあって、うれしくなりました。
長い時間かけて、本当に丁寧に染めかえてくださったのが分りました。

白い服は汚れるのが怖くて、つい着る機会が減りますが、汚れたら染めかえに出そうと、新しい楽しみも出来ました。
シャツ1枚の染めかえが三千円ほどで、眠っていた服がお気に入りの1着になりました。

クヴィエタ・パツォウスカー絵本展

cindereraチェコの女性アーティストで今年85歳になるパツォウスカーの絵本展に行ってきました。
鮮やかな色使いの作品、コラージュのように紙を貼り付けた作品、この方の独特な世界に驚かされます。
残念ながら、幼児期にパツォウスカーの絵本に会うことは出来なかった私ですが、「ヘンデルとグレーテル」「シンデレラ」などなじみの絵本は、今までに見たこともないようなものでした。
彼女の絵は物語を忠実になぞる、補足的な挿絵ではないのです。
「マッチ売りの少女」の絵本をめくりながら、お孫さんがいる友人が、子どもはこの絵本をどう感じるだろうかと思案していました。
しかし、もしかしたら、絵というものをまだ上手く書けない子どもが、お話だけを読んでもらったら、このような絵を描くのではないかとも思いました。
ナチの台頭により、13歳からの4年間は学校に通えなかったパツォウスカー。
個々の心の中の創造力は無限に広がる、どんな時でも自由であると教えてくれるようです。

クリスマスボックス

Xmasboxカトリックの暦の上では待降節に入り、町中もクリスマスのイルミネーションであふれています。
家族や友人へのプレゼントにあれこれ思案する季節でもあります。
こんな季節にいつも思い出すのがリチャード.ポール・エヴァンズ著、 笹野 洋子訳の「クリスマスボックス」という本です。
かなり昔に読んだので、詳しい内容は覚えていませんが、「最初のクリスマスのプレゼントは何?」という謎掛けのような、副題がついていました。
最初のクリスマスのプレゼント…。
それはイエス・キリストです。
イエスこそ、神からこの世の人に与えられた贈り物。
そしてその日から、クリスマスは始まったのです。
このことを心から感謝し、その喜びを親しい人に伝えるためにプレゼントを贈る。
そんな事を思います。

レディーサラダ

ladyラデッシュ好きの私は、デパートの青果売り場でこの「レディーサラダ」なるものを見つけて、思わず買ってしまいました。お値段も100円ほど。
調べてみると「レディーサラダ」は、三浦半島で誕生したもので、三浦ダイコンとアメリカやドイツのダイコンの交配によって育成したものです。旬は10月中旬から3月末までとのこと。
ラデッシュとは全く別の品種ですが、想像していた通り、ピリッとした辛味と、外側ピンク色を帯びた赤い、内部の色は純白というのが似ています。
早速、スライサーで薄切りにして、塩を加えてしんなりしたら、塩と蜂蜜で甘酢付けにしました。
白いダイコン に比べてアントシアニンを摂ることができるそうです。
1本が食べきりサイズというのもうれしい。
なにより食卓が楽しくなるような、可愛らしいピンクのサラダです。

「かっさ」でマッサージ

katusa先日、アロマテラピーのマッサージをしている友人から施術を受け、とても気持ちよく感じました。
自分でもできないかと思っていた時、アロマオイルを使った「かっさ」のマッサージの講習があると聞き、早速参加してみました。

「かっさ」とは、「刮痧」と書き、「刮」は削る、「痧」は滞っている血液のことです。専用のプレートを使って皮膚の経絡を刺激することで、流れを良します。、
こうした「刮痧療法」は2500年前から中国で行われてきた民間療法だそうです。
専用プレートは石、水牛の角などがありますが、私はローズクウォーツを選びました。
ベースなるキャリアオイルに好みのエッセンシャルオイルを数滴入れて、顔にのばし、かっさを使いマッサージを行います。
顔にもコリがあり、ツボを押すと痛い所がたくさんあります。
以前、美容専門家が「美肌、つや髪は血の流れがよいかどうかです」と語ったことを思い出しました。
身体の健康は全て血の流れに関係するのでしょう。
顔だけでなく、全身の使える「かっさマッサージ」。
是非、続けてみたいです。