年別アーカイブ: 2012年

待降節の楽しみ

クリスマスジュエリーなどとは程遠いですが、クリスマス用のブローチやピアスがいつの間にか集まりました。
12月の声を聞いたら、出してみます。
身につけるのは、年に一度だけ、それも短い間ですが、楽しいものです。
つけていると、周りの方が気づいて声をかけて下さることも、しばしばです。

アドベントカレンダーというのがあります。
たいていは1枚のクリスマスの絵に、25個の窓があり、12月に入ると、一つずつ開けてクリスマスの来るのを楽しみに待つのです。
学生の時はプラクティスと称して、12月に入ると一日一つ何か良いことをして、それをクリスマスの日にイエスさまに捧げました。
クリスマスを待つ気持ちは、いくつになっても、わくわくします。

エル・グレゴ展

グレゴの絵は以前、倉敷の大原美術館で「受胎告知」を見たことがあります。
教会にも「十字架を抱くキリスト」のレプリカがありますが、特別に好きだということはありませんでした。
この度、日本初公開の「無原罪のお宿り」を初めとする作品が展示されることに興味がわき、足をはこびました。
50点余りの作品は、いくつかの肖像画を除けば、ほとんどが宗教画で、聖人や聖書の場面が描かれ、信者なら一度は見た方がよいと思われるものでした。
「悔悛するマグダラのマリア」。こんな可憐なマリアを見たのは初めてです。
そして、高さ3メートルもある「無原罪のお宿り」はやはり感動的でした。
見ているだけで、上へ上と昇っていくような感覚になり、同時に聖母の被昇天を連想します。
くしくも今週の土曜日は「無原罪の聖マリア」の祭日です。

サントン人形のクレッシュ

11月から町中がクリスマスの雰囲気ですが、カトリックでは今日が待降節第1主日。
典礼の暦で2013年の始まりです。
この日にイエス・キリストが誕生した場面を再現する馬小屋や像を飾ります。
15年ほど前に雑誌でフランスのサントン人形のクレッシュ(降誕像)を見ました。
サントン人形はフランスのプロヴァンス地方に伝わる土製人形です。
以来、サントン人形のクレッシュに魅了されて、欲しくて仕方ありませんでした。
実は20年前にアルルに行った夫がこのサントン人形を買って来てくれたのですが、その時はクレッシュのことを知りませんでしたので、大きなおばあさんの人形と農民の人形を買って来たのでした。

念願かなって、4年前にやっと現地のネット販売で手に入れることが出来ました。
フランスでは、毎年少しずつ買い足して行くそうです。

イエス様の人形はクリスマスイブに置きます。

アトランティスのこころ

スチーブン・キングはアメリカのホラー作家です。
その作品は、数々映画化されていますが、私は彼の原作では、ホラー映画でないものが好きです。
「ショーシャンクの空に」「スタンバイミー」「グリーンマイル」「アトランティスのこころ」のように、人生に対して真摯で、誠実で優しい作品です。
先日「アトランティスのこころ」を久しぶりに見てまた感動しました。

少年ボビーの家に、超能力を持ち、国家から利用されることを恐れ、逃亡し続ける老人テッドが下宿を始めます。
物語は、父のいないボビーと、テッドと心のふれ合い、友情。そして理不尽な別れ。ボビーの、幼なじみキャロルへの初恋、が軸になっています。

優しく、けなげなボビー。勇敢で賢く、可愛らしいキャロル。だれもが遠い昔に、こんな男の子、女の子に会ったことあるような気がするのではないでしょうか。
「アトランティス」は子ども時代にだけ、存在が許される幻の国です。
だから、この映画も歳を重ねれば重ねるほど、哀愁を持って胸に迫ってくるのかも知れません。

銀杏の木

桜の葉の紅葉の中でひときわ銀杏の黄色が映えています。
与謝野晶子の「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏散るなり夕日の岡に」は大好きな歌です。
3年ほどいた茨城県の旧県庁の銀杏並木は見事でした。
黄金色に降る積もった落ち葉を、踏みしめて歩くのに夢中になりました。
「ある日、一夜にして残らず舞い落ちる」という話を何かで聞いて、もしも本当なら、その舞い落ちる様を見たいものだと思いました。
大学の建物に囲まれた中庭にも大銀杏の木が1本あって、教室への移動の際に何気なく見ていたものが、いつの間にか緑から黄金色に変わり、はっと驚く瞬間がありました。そして、華やいだ季節も限るあることを知り、寂しくもなったものです。
ともあれ、台風や気候の変動で、紅葉の状態は左右されますから、町の銀杏や桜が綺麗に色づいた年は、平穏といってもよいのではないかと思います。

落ち葉拾い

雨が降る度に気温が下り、紅葉した桜の木が綺麗です。
赤く染まった桜の落ち葉を見るとついつい拾いたくなります。
何枚も拾っても、全てが微妙に違う色合いです。
拾って来ては、しばらく見える所に飾って楽しみます。
落ち葉を拾うという動作が、ここ数年は股関節が悪く出来ずにいました。
膝は悪くなくても、曲げるという動作が、根元の股関節に連動している為に困難でした。
ようやく昨年手術をして、少しですが、再び拾うという動作が出来るようになったのです。
若い頃は、お年寄りの方が落とした物を、素早くしゃがんで拾って渡すという事が得意でしたが、今は反対。
物が拾えない時に、それに気がついて素早く取って下さる方がいると、本当にありがたく思います。