庭園で手入れされた花も綺麗ですが、この季節はあちらこちらで自生している花々が見事に咲き誇っています。
鮮やかな黄色の花は「オオキンクイギク」、コスモスに似た花が一斉に咲きます。
駅舎のベンチに座って、眼前の堤に咲いている花を、全部摘んだら大きな花束になるだろうとうっとり見ていました。
しかし、これは「特定外来生物」で駆除の必要があるということです。
その一方で花には抗がん作用のある物質も含まれていると分かったという報告もあり、出来れば悪者の汚名を返上してほしいものです。
タチアオイは別名「ツユアオイ(梅雨葵)」梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わります。
花は皆そうですが、毎年、短い間だけ必ずやって来る季節の使者です。
「今年も会えたね。ありがとう」と思います。
「花」カテゴリーアーカイブ
花ざかりの庭園
通っているスポーツセンターの施設は海に面した一角で、そこには庭園が併設されています。
今、まさにその庭は花ざかり。
次から次へと花が咲き誇っています。
名前の知らない花が沢山あり、そのすべてが美しいのです。
左中壇の赤い花は「ブラシの木」。コップを洗えそうですが、触るととても柔らかい。
以前、植物園に勤めていたことはありますが、敷地も広く、これほど見せる花はありませんでした。
今の季節は綺麗な花を見せるために園丁の方も大忙し。
まだ十分に咲いている花も刈り取って、次の花の準備をしていました。
袋に詰められた花は処分しなくてはならないのです。
庭園だけではなく、普段の道端にもつい足を止めたくなるような小さな花々。
昔むかしのドノバンの「A Lovely Day」を口ずさみたくなる一年で一番美しい季節です。
100均の花が
ミモザの日
日本では全く定着していませんが、今日3月8日はミモザの日です。
世界では国際女性デ―として、女性の自由と平等を掲げる日として祝われています。
イタリアでは男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザの花を贈ります。
ミモザはオーストリア現産の花ですが、イタリアにも自生していて、だれでも安価に手に入ることからこの日の花となりました。
黄色の小さな花がたくさんついていて、ちょっとやそっとで散ることも無く、独特な香りも強く、可愛らしくもたくましい花です。
先日ミモザの日にまつわるTV番組を見ました。
バレンタインデーと違って告白ではなく、あくまでも女性への敬意と感謝なのです。
老いも若きも、子どもまでもがミモザを近しい女性にプレゼントしていました。
日本の男性はいつの時代も女性に花を贈るのが苦手ですねー。
多くの男性が花束を持って闊歩するこの記念日、日本でもあったらいいのにと思います。
ランタナ咲いた
古ぼけた家の裏木戸あたりにランタナがツタのように生い茂り「ウァーすごい」と思って見ていたら、白雪姫の小人のようなおじい様が木戸から出ていらして、ハサミで選定し始め、通りすがりの私に向って「切ってあげようか?」と言われました。それがランタナの思い出になりました。
私の育った関東では見かけなかったのですが、関西では至る所で見かけるランタナ。初夏から晩秋と開花期間が長く、侵略的外来種として生命力が強く歩道にまではびこっています。
それでもこの花の可愛らしさ、カラフルな色の組み合わせ、変化する色に魅かれてしまいます。
鉢植えを買っも咲いていた花はすぐに散り、枯らしてしまう事は分かっていましたが、昨年でしたかまた鉢植えを買ってしまいました。
それが今年は夏の終わり頃から咲き出し、最初黄色とオレンジだった花は終わりに近づいた今はピンクです。
日当たりの良い所と思い、ベランダのフェンスに下げていたのをベランダの中央に取り込んだのが良かったようです。
情報を鵜呑みにせず、色々と試してみること。咲かせるには必ず条件があることが良く分かりました。
来年も是非咲かせたいものです。