飼い猫の失明

飼い猫の眼がおかしいと気づいたのは最近でした。14歳と高齢なのでウロウロと歩き回る、動きが遅いのは歳のせいだと。しかし呼んでも焦点が合わない、瞳孔が開きっぱなしでした。

思い当たる事もありました。2が月ほど前に眼が充血していたのです。数日で引いたので安心しました。

病院では慢性腎臓病による高血圧、そして眼底出血と診断されました。高齢ということもあり、降圧剤の服用のみで治療することになりました。

そういえば夜中に鳴いたり、いつもは物おじしない性格なのに、知らない人を怖がったりしていました。小さな虫や光、降ってくる雪に喜びの声を上げていたことを思い出し、急に何も見えなくなって、どんなに怖かっただろうと可哀想で仕方ありません。でも猫はすごいです。そうなっても普段は平気で過ごしています。野性の強さに感動です。少しでも長く、穏やかに過ごしてもらいたいと思います。