先日TVで2012年の映画「すーちゃん まいちゃん さわこさん」を観ました。
出演者の女優さん皆が好きなこともありますが、心がほんわかする映画でした。
原作は益田ミリさん。
この方の名前は聞いたことがあるのですが、読んだことはなかったです。
益田ミリさんは漫画家、イラストレーターで、特に独身の女性に支持されているらしい。
この映画も人気の「すーちゃん」シリーズをもとにしています。
興味がわいたので、たくさんの著作の中から『週末、森で』を読んでみました。
絵自体はとても素朴なスローな感じなのですが、内容はちょっぴり哲学的といいますか、日常生活で生まれる気持ちの澱のようなものを言葉にして、するりと通り抜けていく感じがしました。
『週末、森へ』もOLをしている独身女性の2人が、森に引っ越したもう一人の友人を訪ねることで、日々の疲れや悩みを癒していくという内容でした。
理屈ぽいと感じる人もいるでしょうが、自分の感情を持て余す時に読んでみたら、「あぁ、皆おなじなのだ」と思えるような気がします。