以前何回か百貨店で「白神こだま」という名前のとても美味しい山食パンを買いました。
結構よいお値段なので滅多に買いません。
私はこのパンの名前が焼かれた地名だとばかり思っていました。
確かに地名ですが、これは「白神こだま」という酵母菌を使ったパンであることを最近知りました。
パン作りの精通している方には常識ですが、これは世界自然遺産「白神山地」のブナ原生林より小玉健吉工学博士らが発見・開発された「野生酵母」とのことです。
この白神こだま酵母ドライに顆粒になったものがあると分かり、それを使ってパンを焼いてみました。
発酵は思いのほか良く、出来上がりはイーストに比べてもっちりとしています。
更に、この酵母は冷凍保存にも強く、一時発酵したものを冷凍し、解凍して成形、二次発酵して焼くことが出来るようです。
こねた後で冷蔵庫に一晩入れて、1次発酵、2次発酵なしで、焼くという方のレシピも発見しました。
なんだかパン作りが面白くなりそうな「白神こだま酵母」です。