昔「私の部屋」という雑誌がありました。
インテリア、手作り、おしゃれと盛りだくさんの夢の広がる雑誌でした。
思えば「パッチワーク」も「ポプリ」もここから最初に発信されたものかも知れません。
そこでエッセイとイラストを書いていらしたのが内藤三重子さん。
新しい風を吹き込んで来るような内藤さんのエッセイが好きで、とても影響をうけました。
「耳にトウモロコシのイヤリングをしたオリーブみたいな女の子」というフレーズに、トウモロコシのイヤリングを探して回りましたし、
ニットバックやパッチワークのバックも作りました。
三重子さんご自身は仕事を持った女性でしたが、何より日々の暮らしを大切にして、工夫しておしゃれに暮らすことを提案していらっしゃいました。
「伝説のアーティスト」内藤三重子さんのその後については、
義理の娘さんである村椿菜文さの「内藤三重子さんのこと」で知ることが出来ました。
私に暮らしの中での「作ることの楽しみ」を教えてくださった内藤三重子さんです。