7月の読売新聞で「兵庫県の淡路島に生息するニホンザルの集団は他の地域と比べて他者に優しい性質を持ち、「優しさ」に関係する遺伝子の構造にも、差があることを、京都大野生動物研究センターなどが発見した」という記事を読みました。
「優しさ」が遺伝子に関係があるという説はとても興味深いと思いましたが、私は環境や経験によって得られる部分がとても大きいと思っています。
今年は気温の影響で彼岸花はまだ咲いていませんが、お彼岸のこの時期に思い出す詩があります。
何十年も前の新聞に載っていたもので、文部大臣賞を取った、北海道に住む当時小学2年生の増田大希くんの詩です。
「おはかそうじ」
ばあちゃんの おはかを/てぬぐいで/ふいて やった/水で ぬらして/なんかいも/ふいてやった/ばあちゃんが/ぼくの手を/ふいてくれたのを/おもいだして/ふいて やった