昨年の今頃、新聞の広告の絵に魅かれ、何の知識も無いまま百貨店で開催されていた「メアリー・ブレア展」に行きました。
メアリーは1939年ディズニー・スタジオに入社し活躍し、後にフリーになって絵本の挿絵や広告などを手がけたアーティストです。
まだ働く女性の地位が確立していない時代に、仕事と家庭を両立させ数々の作品を世に送り出しました。
昨年は生誕100年でした。
字幕も読めない頃に映画館で観た「わんわん物語」を手がけたのはこの方だったのですね。
独特なデザイン、色使いに圧倒され、心がゾクゾクしました。
全ての作品に心魅かれたのです。
デザインとして優れたいるだけでなく、作品には母としての温かさ優しさが満ちあふれていました。