ノアの箱舟

noa「ノア約束の船」を観て来ました。
旧約聖書 創世記6章のノアの箱舟の話は、神が悪にまみれる人間を見て、人を創造したことを後悔し、人を地上から拭い去ろうとして洪水を起こす話です。
神に従い無垢なノア(とその一家)は神から選ばれ、動物たちと箱舟に乗り生き延びます。
映画では箱舟に乗った家族構成を変え、箱舟の中で既に人間的な争いが起こるような筋立てにしています。
箱舟から降りたノアの一族と、それに続く人類の争いの歴史を予想させるような設定でしたが、聖書に忠実に映像化したダイナミック箱舟には感動しました。

神は生まれながらに悪と善を持った人間を、創造の時と同じように「良し」とされていると感じます。
しかしそうした資質を持つ人間ゆえ、その生は苦しい。
その人間に救いと希望をもたらすために、キリストが与えられたのだと私は思います。