チープ・シック

tatunobag昨年の暮れに創刊された女性誌が話題になっており、遅ればせながら、私は大好きな大橋歩さんのHPでそれを知りました。
創刊号は既に完売で高値で売買されています。
まだ出版社の方に在庫があった2号を取り寄せてみました。

確かに写真もきれいですし、おしゃれなのですが、正直、現実離れしている感がしました。
「自分のための上質を足していくことをコンセプトに…」とありましたが、ニット帽が47000円って、ただただ溜息です。

「お金をかけないでシックに着こなす法」、チープ・シックという言葉が流行ったのは70年代後半でした。
その時代には今のような低価格の量販店など無かったので、探し、選ぶのは、センスは勿論のこと頭も使ったことでしょう。
ファッションだけでなくライフスタイルにも、お金をかけるず工夫して個性がある人を見るのは、とても楽しく刺激的でした。

そんなことを考えていたら、兵庫県たつの市の特産のレザーで、鞄を作り販売している若者に出会いました。
柔らかくて軽い皮の鞄が驚くほどの安価なお値段です。
安くて良いものは探せばあるのだと思いました。