大好きなエッセイスト熊井明子さん。
『私の部屋のポプリ』でその言葉を知りました。
こんなお話です。
うさぎの坊やのリチャードはママから「お昼ご飯にステキなサプライズを探してきてね」と言われます。
リチャードははりきって散歩に出かけておいしそうな苺を摘んだけどつい食べてしまいます。
きれいな花はしおれてしまうし、日陰で見つけたレモネード向きの氷は解けてしまいます。
そんなときお腹をすかせたヤマアラシに出会い、リチャードはヤマアラシ君をお昼ごはんのサプライズとして連れて帰ります。
素敵なおかあさんは「お昼ご飯を分けあう新しいお友達は一番すばらしいサプライズね!」と喜んでくれるのです。
「日常生活で小さな喜びを見つけて楽しむ。子どもはそれが得意」と熊井さんは書いておられます。
大人もまねしてみれば、あたりまえの毎日が楽しくなるような気がして。
今日からはじめます。