『ガリラヤのイェシュー』

10年ほど前、聖書をケセン語訳なさっている山浦玄嗣先生を知り、正直「面白い方も居るものだ」としか感じておりませんでした。
この度、4つの福音書を幕末の日本各地の方言を使い、訳された『ガリラヤのイェシュー』を読み始め、分かりやすく、面白く、次から次へとページをめくっています。
イエス様と同じ時代、民族として生きられなかった私は、時々イエス様が遠い方に思われる時がありました。
それが初めて読んだ日の晩は、夢にイエスさまが登場したほどです。
この本を手にするきっかけはHoly Ringで配信している山浦先生の、カトリックたかとり教会での講演のDVDです。
「出来事は神のことばであり、そこで自分に与えられた役割は何か?神に声を良く聞き、それが分かった時には「ようがす!引き受げだ」と応える。それこそキリスト者の真髄」
表現は異なりますが、様々な場面で自ら祈り、唱え、歌っている事柄です。
山浦先生の言葉を通すと更にはっきりとしてくるように思います。