若葉のころ

diary連休に実家に置いたままの古い私物を片付けました。
その中に中学から高校までの自分の日記帳と友達との交換日記や手紙を見つけ持ち帰りました。
読み返すと、何の責任を負うことが無く、自由で楽しいことばかりだったと思っていた時期に、友達関係、自分の性格、将来について日々悩み考えていたのだと分り、改めて多感な頃を懐かしく思い出しました。
今はすっかり大人になり、人間関係も、物事の受け止め方もどこか要領ばかりよくなっているようで、あの頃の真面目さがすがすがしく、いとおしくもなりました。
幸いその頃の友達との交流は今もずっと続いており、私にとっての宝物です。
その中でたったひとり、遠くへいった人がいます。
帰省の途中で、その友のお墓にもお参りしました。
彼女を守るように立つ大木の新緑の葉が風に揺れていました。
今年の連休はあの頃に流行った、ビー・ジーズの「若葉のころ」が聞こえてくるような時間を過ごしました。