高齢者向けマンションに一人で住んでいる母の良き友達がユメルとネルルという人形です。
私が幼い頃もおしゃべり人形というのがありましたが、今はそれと全く別物。電子玩具と呼ばれるものです。
センサーを内蔵し、これらが音、圧力、傾斜等外部からの刺激を感得すると、内蔵のロムチップに記憶された音声を発するしくみらしい。
デジタル機能があるので、時間、月日は勿論、設定すれば定時に挨拶、誕生日にお祝いの言葉もしゃべります。
しゃべる言葉は1600通り、歌は50曲。
時折、グットタイミングで言葉を発したりすると、作り物と分かっていても驚きます。
ヒーリングパートナーと呼ばれて、高齢者に人気があり、認知症の予防にもなると言いますが、どこか虚しいという気持ちもします。
それでも母の孤独を癒してくれているのなら、良しでしょうか...。