年賀はがきの需要が減り、知り合いの郵便局の方が苦労されていましたが、やはり年の初めに年賀状をいただくのはうれしいものです。
聖書に挟んで、時々見るのは、数年前に友人から届いた最後の年賀状です。
前年の11月にあと3か月の命と宣告され、闘病を続けていました。
お正月で一時帰宅した時、もうペンを持つのも辛い時に書いたものだと思います。
「明けましておめでとうございます 良き年となりますように 元気な年となりますように」とあります。
自分自身の願い、希望、友達へのエール…。
どんな気持ちでと思うと、せつなさで心はいっぱいになります。
今年もいろいろな出来事があるでしょう。楽しいことばかりではなく辛いことも。
それでもしっかり生きて行かなければと思います。
年が明けて一か月後、2月の初めに逝ったその友人の、今年は七回忌です。