最後のアクセサリー

ringピアスホールをあけているせいか、ピアスは何個でも欲しい必需品でした。
でもこの頃はあまり興味が無かった指輪が気になります。
年々、節くれだってくる指を隠そうとしているのでしょうか。
高い宝石は買えませんから、手頃な天然石やビーズ、ガラスの物を探して楽しんでいます。

していて分かったことですが、指輪は目立つのですね。
よく人に声をかけられます。
そういえばエスカレーターで、前に立った年配のご婦人の指にはめられた、大きな宝石に驚いたことがありました。
指輪はどんな角度からも見ることができるのです。
それ故、人によっては富の象徴でもあるようですが…。

高齢の母を見ていて思うのですが、やはり女性はいくつになってもアクセサリーが好き。
しかし現実には悲しい事に、好きなアクセサリーを身に着けられない時がきます。
母も手が不自由になり、ネックレスが止められない、イヤリングを付けられない、ブローチもというようになってきました。
しかし指輪だけは自力でなんとかはめることができます。
私がプレゼントしたおもちゃのような物でも喜んでつけています。
手元は自分も見ることができますから、それで華やいだ気持ちにもなれたら素敵なことです。
指輪は女性がいつまでも身に着けられるアクセサリーなのだと思います。