星に願いを

tanabata

年老いた母の見舞っての帰途のこと、身も心も疲れ果てていた時、駅で七夕飾りに出会いました。
そばに短冊が用意してあり、道行く人が暫し立ち止まり、願いを書いて、おみくじのように笹につるしています。
私も思わず、母の快癒をねがって短冊を書きました。

以前、私自身が入院した時に、友人がミニチュアの笹の鉢植えを持って来てくました。
たくさんの手作りの小さな短冊に、励ましと回復への願いが書かれていた事を思い出しました。

キリスト者は、神頼みはせず、「御心のままに」と祈るものだという戒めが自分の中にありました。
しかしある時、「祈り倒す」という言葉を聞き、それ以来、切に願ってもいいのではないかと思うようになりました。
七夕に向けて、色々な場所で願いの短冊を下げた笹を見かけます。
皆の願いが叶いますように!