今年も先月あたりから、サクランボが店頭に並んでいます。
スーパーなので買えるサクランボは小さくて甘味も少し薄い、それでも少量でいいお値段です。
サクランボが、どの家庭でも食べられるようになったのはいつ頃からでしょうか?
調べると、明治時代にメリカやフランスから日本に入って来たサクランボは、山形で独自の品種改良を重ねられました。
そして山形県東根市の佐藤栄助氏によって開発されたのが「佐藤錦」です。
それが流通の発達と共に市場に出回るようになったのですね。
私も父が健在な時は、山形の診療所に勤めていた縁で、毎年「佐藤錦」を送っていただいていました。
まさにルビー色の輝き、食べる宝石のサクランボは、最初から最後まで人の手がかかり、収穫は短期間に一気に行われます。
それ故サクランボは出回り期間が短く、高価なのでしょう。
いつか、鈴なりにも実ったサクランボの木を見てみたい。
そこでサクランボ狩りをするのが夢です。