You are here: Home >Archive for 5月, 2016

合服

aimono今年は早くから暑い日が続き、もうすっかり夏衣装になった方もいられるかと思いますが、6月は本格的な衣替えの季節です。
先日、母から譲り受けたワンピースの肩幅を詰めに、ご近所のリフォームのお店に行きました。
もとは紳士服の仕立てをしていたようですが、今は老夫婦で簡単な寸法直しをなさっています。
持ち込んだワンピースは、袖付けが独特で、単純に肩幅をつめれば良いというものではなさそうでした。
「思い切ってノースリーブにしたら」という私の提案に、奥様が「いやいや、これは合いものですよ」と。
「合いもの」。久しぶりに聞く言葉でした。
最近のファッションには季節感というものが無く、1年中どんな素材でも着られているような状況です。
真冬にダウンジャケットにシフォンの薄いスカートとか、私には考えられない、若い人の感覚は驚くばかりです。
そもそも、合服(間服)とは、寒暑の間に着る服。春・秋の季節に着る衣服のことです。
同じ合服でも春と秋では微妙に色合いが違ったりします。
どこに行っても空調が整備され一定の温度に保たれていますが、四季に合った物を着るという風習もよいものだと思います。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

映画「さざなみ」

sazanamiどうしても観たくて一人で観てきました。
観客のほとんどが中高年の女性。
結婚45周年の祝いのパーティの1週間前、結婚前に雪山で遭難した夫の恋人の遺体が発見され、夫婦の間にさざ波が起こります。
亡くなった女性に嫉妬?それも45年も連れ添った夫婦の間に起こる?
それほどまでに夫を愛する事が出来るのは幸せだという、少し冷めた気持ちで帰途に着きました。
しかし何か心につかえるものが…、子供の存在です。
この夫婦には子どもが無く、恋人のおなかには子どもがいたのではないかという思いです。
伏線は最初からありました。教え子の子どもの話し、友人の子どもや孫の話し、見せられる写真、夫の、OB会で息子の自慢をする友人への嫌悪感など。
夫の恋人への執着は、そのまま家族を持つことへの憧憬。それが妻は許せなかったのではないでしょうか?
一緒に乗り越え、違う形で築いてきたつもりの45年が崩れるような。
「男性は過去の恋愛が忘れられない」とか、「結婚に幻想を抱いている若い監督の作品だ」というレビューもありましたが、子を持たない私はそんな風に思いました。、

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

近藤喜文展

jiburi先日友人に誘われて近藤喜文展に行って来ました。
近藤氏は「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「紅の豚」「耳をすませば」を手掛けたアニメータです。
絵コンテ、原画、スケッチなど500点が並ぶ会場を見て回りました。
世界に認められる日本のアニメーション技術は、私が幼少期に見ていたアニメ―ションと違うことは分かっていましたが、絵画さながらの背景には驚かされました。
私自身は、このリアルな背景に、デフォルメされた人物が登場するのに多少の違和感を感じましたが、だからこそアニメーションの世界に深く入り込みめるのかも知れません。
デフォルメされているとはいえ、キャラクターの繊細な表情、動きは多数のスケッチで練られていました。
中でも「火垂るの墓」で、妹が持つドロップの缶と兄が持つドロップの缶を比較して書いているスケッチは印象的でした。
全ての作業に緻密で妥協の無い技を感じさせられたのです。
47歳で惜しまれながら早世した近藤喜文さん。
彼のアニメを見て育った若者が、これからも活躍して行くことでしょう。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

手仕事のすすめ

tearozelここ数年、断捨離とか終活とか言って、物を整理したり、処分したりするという風潮が広がっています。
物を少なくしてシンプルに生活するのが、精神的にも良いと思います。
しかし要らない物をどう処分するか悩むところです。
私は古着を引き取って下さる団体に持ち込んだり、必要としている国に送ったりしています。

「Tea Rose Home」はアメリカ在住のSachikoさんのHPです。
いつもSachikoさんの素晴らしい手仕事。リメイクをはるかに超えて、新しい魅力的な物の誕生にうっとりしてしまいます。
そして、気に入って買った物を処分する前にひと手間かけたらと、思わずにいられません。
想像力と創造力が必要ですが、簡単な事から始めてみたいものです。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS