You are here: Home >Archive for 9月, 2014

東田直樹さんのこと

maru友人に勧められて、NHKのドキュメンタリー『君が僕の息子について教えてくれたこと』を観ました。
自閉症の東田直樹さんが13歳の時に書いたエッセイ『僕が跳びはねる理由』が、現在世界22カ国で翻訳されベストセラーになっています。
この本が出版されたのは7年前。日本では話題にもならなかった本を、アイルランドの作家デヴィッド・ミッチェル氏が見出し翻訳しました。
ミッチェル氏自身も自閉症の息子を持ち、わが子をどう理解したらよいのか、どう接したらいいのか、迷い苦しみ絶望の中にいた時にこの本の救われたのです。

東田直樹さんは、通常の会話は出来ませんが、キーボードを使って会話をすることが出来ます。
脳の検査の結果では「言語を話す器官と言葉を理解する器官の伝達がうまくいかない」ということでした。
通常の会話が出来ない、他人の身体の中にいるように、自分自身をコントロールが出来ない。
本人にとっても、家族にとっても、それは想像を超えた辛いことです。
しかしキーボードを通して溢れ出す感受性、他者への優しさ。
直樹さんのよって多くの自閉症の方の心の声が代弁され、ミッチェルさんによって世界中に広められました。
奇跡としか言いようのないことです。
直樹さんは「他人の意図を読み取る右脳の一部」が通常よりはるかに発達しています。
人間にとって一番大事な場所。
健常者でさえ持ちえないものを持っているのだと思います。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

巡礼の道

hotateキリスト教の三大聖地のひとつである、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、800キロを歩く巡礼の旅。
聖ヤコブの奉られる聖地を目指すこの旅のシンボルは、ホタテ貝とひょうたんです。
足の悪い私には絶対に無理と分かりながらも、やはり憧れます。
フルマラソンも経験している友人が「いつかは行きたい」と言っていました。
たまたま、その巡礼を取り上げたドキュメンタリー番組が放映されるので、友人に紹介し、自分も見ました。
その中で巡礼者が「自分を見つめ直したい、向き合いたい」ということを口々に言っていました。
多くの人は、忙しい毎日の中で、心の隅には、そうした思いを持っているのではないでしょうか。

それはストレス発散の為の娯楽とか旅行とかは別の、自分の内面に向かう時間です。
法事で行ったお寺のお坊様は「最近、座禅を希望する人が多い」と言っておられました。
時代が進み文明が進むほど、そうした欲求は大きくなっていくように思えます。

学生の時は「黙想会」という、授業が無く黙想をする日がありました。
神父様の講話を聞き、沈黙の内に考え、祈る。今でも良い経験だったと思っています。
日常生活の中では、内省する為の沈黙の時間は、自ら「作ろう」としなければなかなか難しい。
「祈る」ということもまた、真剣に時間をとらなければ出来ないことです。
散歩、山登り、釣り、ドライブという時間の中で、それを実現している方もおられるでしょう。
そして私にとっては、日曜日のミサが、その時間です。

いつか友人が800キロの巡礼路を制覇し、その感動を伝えてくれる日が来ますように!!

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

村岡花子さんのこと

yoko_anneNHKの朝のドラマ「花子とアン」も佳境に入りました。
挿入の絵は大好きな銅版画家 山本容子さんの「赤毛にアン」のポストカードです。
同世代の山本さんも「赤毛のアン」を村岡花子さんの翻訳で読んだことでしょう。
小学校の頃に出会ったアン。
中学校の頃にはルーシー・モンゴメリの「エミリーシリーズ」「丘の家のジェーン」を、同じように好きな友人と読み合って、「腹心の友」と呼び合い、エミリーの文体をまねして日記を書いたりもしました。
その友人の家で見たアンシリーズの全集は、薄紫色の美しい装丁の本でした。

ギンガムのドレス、リラの花、ショウガ入りクッキー…。
今の訳ではきっと違っているのでしょうけれど、未知の言葉に想像を膨らませました。

そのほかにも村岡さんが訳した、ジーン・ポーターの『リンバロストの乙女』オルコットの『八人のいとこ』ヘレナ・ポーターの『少女パレアナ』など、数えきれないほどの作品に夢中になりました。
これらの作品は今もなお少女たちの感性を育んでいることでしょう。

戦時中もご苦労なさって訳を続けた村岡花子さん。
生涯に渡り、少女に夢を与えた女性です。
いつの日かモンゴメリとアンの故郷プリンスエドワード島に行くのが私の夢です。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

ダイロンで染め

dairon色も形も可愛すぎて似合わなくなったワンピース。
思い切ってダイロンで染めてみることにしました。
ダイロンでよく染め直しをしますが、正直あまり満足したことがありません。
ダイロンマルチは色が多いのですが、実際に染め上った時とイメージが違うことが多いし、色がムラになることもしばしば。
その時、ネットでダイロン社のブログを見つけました。
色々なテクニックが載っていて、見るだけでも楽しい。
そしていつも使っているダイロンマルチが進化した、ダイロンプレミアムダイという商品があるのを知りました。
これは、40度という給湯器からのお湯で染めることができる優れものです。
熱湯を使ったり、煮たりしないので安全。繊維の縮みも少なくてすみそうです。

さて今回は絶対に失敗したくない大物です。
分量をきちんと計って、大き目の容器に入れて充分撹拌して、時間通り漬け置きしました。
麻と綿のものでしたが、少し化繊が入っているようで、所々に白い糸が残り、縫い糸はポリエステルなのでそのまま残りました。
それもアクセントとなっていい味になっています。
正確に、丁寧にすれば、思った以上の物に生まれ変わることが分かりました。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

ピカピカ生活

nabe少し動くと汗びっしょりの季節がようやく過ぎ、夏の間さぼっていた掃除をする気持ちにもなってきました。
キッチンを整理して、使わなくなった鍋を人に譲ろうと思いましたが、あまりに汚い。
時間をかけて焦げ付きや汚れを落として磨きました。
輝きを取り戻した鍋。
それを見て、全ての鍋を磨きたくなりました。
ついでにシンクも磨き、次から次に綺麗にしたくなる、うれしい連鎖反応が…。
実家に帰った時などは、汚い鍋が気になり磨いたりしましたが、自分の家の毎日使う物だと案外気が付かないし、しないものです。
でも綺麗なキッチンになれば、料理のやる気も出てきます。

今は100均でも色々な掃除グッズがあるので、それを探すのも楽しい。
前から気になっていた、セスキ水も使ってみました。

そして鍋磨きというのは、何も考えず集中できるので、よいストレス解消です。
磨く動作は二の腕痩せにも効果があるかも…と思います。

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS

永遠のチッチ

titi「小さな恋の物語」は連載して50年という、みつはしちかこさんの漫画です。
私も中学1年生の夏に出会って以来、毎年1回の発売に欠かさずに買っていました。
漫画はとっくに卒業した後も、これだけは楽しみにでした。
2007年の41号から毎年の発行が途切れてしまい、42号が発行されたのは2011年。
その間、みつはしさんのご病気やご主人の急逝がありました。
2011年に再開したものの、その後また途絶えてしまい、「小さな恋の物語」もこれまでと落胆していました。
しかし最近「小さな恋の物語」のHPがあり、みつはしちかこさんのブログのページもあることを知り、本当にうれしく思いました。
今月には43号も発行されるということです。
御年73歳のみつはしちかこさん。
チッチの元気、優しさは、いつの日も心をあたためてくれます。
いつまでも「小さな恋の物語」を続けてください!

Read Comments
  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • Twitter
  • RSS