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パトラとルミナ

patora小学生の時に読んだ石森延男の『パトラとルミナ』。
大学で児童文学を学んでいる時にふと思い出し、もう一度読みたいと切望しました。
絶版本を探しあぐねて40年あまり。
とうとうインターネットで手に入れることが出来ました。
出版社はかつて講談社の子会社であった東都書房。昭和34年の発行です。
第1部と第2部に分かれた2冊の本は装丁も美しく、全頁に日本画家 松田穣の挿絵が入っていました。
架空の国、その自然の中でのパトラという男の子とルミナという女の子の冒険と成長の物語。記憶とは少し違ってはいましたが、今でも読みだしたら止まらない素晴らしいファンタジー作品です。
石森延男は『コタンの口笛』の代表されるリアリズムの児童文学作家で、キリスト者であったようです。このファンタジーも架空の世界を描きながら、生きる上で人として大切なことを子どもに教えています。
『パトラとルミナ』は最初は中部日本新聞に連載されていました。もう60年近く前のことになりますが、いまでも覚えている方がいるようで、ネットで調べると店名に使われたりしていました。
現在でも子どもの読み聞かせたい作品だと強く思います。

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