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終活

pama海外に住んでいる従妹が伯母の住む一軒家を始末することになりました。
それも滞在できる限られた時間で…。
寿命が長くなりました。豊かになり物が増えました。
身内の物を捨てたり、始末したりするのは本当につらいことです。
出来れば本人がその手で始末して欲しい。
断捨離とか終活とかいう言葉がさかんに使われるようになったのもその所以でしょう。
しかし若い人なら平気で出来ることでも、執着を捨てることが死の恐怖を意識させるのか、思っている内に時間が経ってしまうのか。
思い出の品々と決別することは、実際には難しいようです。

昔、親戚の家が解体するのを、見たことがありました。
たまたまバス停の前であったので、バス待ちの間に偶然見ることになったのです。
それは元々は私自身が育った家でした。
思い出の家が壊されて行く感慨よりも、おしゃれな伯母が自慢していた、当時は本当の珍しかった、美容院にあるような「おかま型」のドライヤーが、瓦礫の中でぽつんと立たづんでいたのが、本当に悲しく切なかった。
そして家とドライヤーの最期を私が見届けたような気持ちになったのです。

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