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生れた年の『暮らしの手帖』

totoNHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん』も終盤に入りました。
「暮らしの手帖社」の創業者・大橋鎭子さんと花森安治氏をモチーフにしたフィクションのドラマですが、よく取材された上での脚本だと感じます。
以前、友人が私が生れた年の『暮らしの手帖』を古本屋で手に入れてプレゼントしてくれました。(歳がばれますが)
現在は隔月刊ですが、この頃は季刊だったのですね。そしてB5版です。
洋裁のページでは、鎮子さんと妹の芳子さん、そして親友の綾さんこと中野家子さんではないかと思われる女性がモデルとして登場しています。
私の大好きな鎮子さんのエッセイ「素敵なあなたに」のページはまだありありません。
この号の商品テストは体温計でしたが、その他にもショッピングガイドとして何点もの商品を検査研究しています。
およそ200ページの中に情報、読み物がぎっちりとつまり、3か月間は優に楽しめる内容です。
まさに読者のためにという真摯な姿勢が伝わってくるのでした。

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大切な一日

koyomi2006年発行と古い本ですが、おーなり由子さんの「ひらがな暦」を毎朝、開くのがこの頃の日課です。
366日の小さなエッセイが、可愛らしいイラストと共に1ページに収められていて、その下に催事記やちょっとした豆知識が載っています。
おーなりさんの優しい文章が心地よく、何気ない1日に色々な行事や謂れがあったりと気づかされます。
松浦弥太郎さんのくらしのきほんというHPには、毎朝新しいメッセージが載ります。
どちらも1日の始めに、今日がかけがいの無いものだと思わせてくれます。

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大橋鎮子さんのこと2

ohasi02NHKの朝の連続ドラマの「とと姉ちゃん」は雑誌『暮らしの手帖』の創設者の一人である、大橋鎮子さんがモデルだということで、にわかに注目されています。
大橋さんと言えば、「すてきなあなたに」。
中学生の時から、図書館で新刊の『暮らしの手帖』のこのページを、同じように好きな友達と読んでいました。
食いしん坊の友達は料理のレシピを書き写し、私は美しい文章と心温まるエッセイに魅せられました。
高校卒業の記念に恩師から頂いた「すてきなあなたに」の1巻は何度も読み返し、ボロボロに。最後の索引を見ただけで、エッセイの内容が分かるくらいです。
『暮らしの手帖』は隔月刊なので、数ページのエッセイをまとめた1冊の本が出来るまでには時間がかかります。
第1巻1975年、2巻1988年、3巻1994年、4巻2004年、5巻2006年。
次の発行をいつも心待ちにしていました。
しかし、2013年に大橋さんが亡くなると、私の心はぽっきりと折れてしまい、昨年(2016年)暮れに第6巻が出たことも知らずにいました。
第6巻は大橋さんが手がけた最終巻だったのです。

思えば1巻の頃はご自身の経験や取材で書かれたことが多かったエッセイも、次第に協力者の方々から伺ったりしたお話しが多くなりました。
それでも大橋さんの品格ある文章で伝えられると感動ひとしおです。
それこそ読むのがもったいなくて、毎日少しずつページをめくっています。

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スマホで読書

sma秋も終盤になりましたね。
読書の秋でしたが、この頃は老眼が進み本を読むのが億劫になっていました。
でも最近スマホにKindleを入れて読むと、字も大きく、明るく快適なことに気が付きました。
特にベッドに入った時、重い本をめくる動作なく読めるのも魅力です。
その上、Amazonでは、昔の名作が0円でダウンロード出来ます。
太宰治、田山花袋、夏目漱石など文豪の名著、知られざる作品も数々あり、改めて読み返したり、初めて読んだりして楽しんでいます。
昔読んだつもりでも、歳を経て、全然違う自分の受け止め方があります。
勿論、実物の本の真新しいページを開く感覚も大好きですし、本の装丁にも興味があります。
両方の良さを取り入れていけばよいと思います。

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松谷みよ子さんのこと

momo昭和の児童文学の草分け的存在である松谷みよ子さんがご逝去されました。
大学時代に児童文学を専攻した私の卒論は「松谷みよ子論」でした。
情けない事に内容はよく覚えていないのですが、当時は松谷さんの著書である赤ちゃん絵本、モモちゃんシリーズ、民話などを探し求めて読みました。
大人になってから改めて読む児童文学の世界は、いつの間にか、希望、勇気、輝く未来のような向日性だけを目指すジャンルではなくなっていました。
1964年初版の「ちいさいモモちゃん」は人形劇にもなり、可愛いモモちゃんと猫のプーの物語でしたが、シリーズが進んだ1970年代には家庭内の不和、離婚などリアリティが増していきました。
「二人のイーダ」に始まる戦争を主題にしたシリーズ。
収集した民話にも、人間の本性のようなものが現れていると教えられました。
擬人化された物を使うことで語り口はやんわり、それでいて中身は鋭いと感じさせられました。
児童文学を離れて久しいですが、あれから更に進んだシリーズを是非読んでみたくなりました。

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さよならチッチ

titi0242集発刊から3年。このまま途絶えてしまうのではと思われた「小さな恋の物語」。
待ちに待った43集が今年9月27日に発行されましたが、なんとそれが最終刊となりました。
52年も続いた漫画の終了に、がっかりした方も読者も多いのでは…。
私もそんな気持がやっと落ち着いたところです。
歳を重ねるにつけ遠ざかって行く青春の思い出、あの頃の気持ち。
だからこそチッチはいつまでも高校生で、サリーに恋をしていて欲しかったでしょうね。
52年も続いたこの漫画の魅力は、最初から最後まで、一貫して流れていた温かさと優しさだったと思います。
それがいつも穏やかな気持ちにさせてくれました。
幕を閉じても、きっと母から娘へと永遠に読み繋がれていくことでしょう。

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